沖縄県工芸公募展に応募した二点いずれも九色のグラディーションで流してみました。
黄色の染料を中心に赤の染料と混色してし色相還を等歩調で半歩づづ左へ4足
同じく青の染料と混色して右側に半歩づづ4足、経糸も緯糸も色相が黄色から
遠くなるにつれて、明度(色の明るさ)と彩度(色の鮮やかさ)を下げ、少しづづ渋くして行く
これをジャッドの色彩調和論では
「なじみの原理」 と言うらしい、なんでも私たちが慣れ親しんだ
秋の紅葉や夏場の海岸線等のように自然界の色相配列では黄色を中心に左右へ明度と彩度が低く渋くなって行くらしい。
今回採った色相幅は色相還を360度とすれば約60度ぐらい
両端の 6:yOの黄みのだいだいと10:YGの黄緑 が実際の色より、より遠くに離れているように
見えるのは、
「色相対比」の現象だろうか?




平成21年度の後継者育成研修生Dさんの試作品です
木綿に琉球藍を重ね染めした経緯が重なる白抜きの十字絣と緯絣の銭玉柄です
黄色の補色(反対色)である青紫を低明度に渋く、十字絣の綾を青で柄間の綾糸を紫で
明度を上げ明るめに、さすが若い研修生のDさん特に配色の指導を
したわけでもないのに、なじみの原理を実践してます


画像下はPCCS(日本色研配色体系)の色相還を48等分し、2番の赤から等歩度に12色で黄色の方向に
明度を上げて少しづつ明るい色に、色相幅は90度近くと広いが同じ暖色系の範囲なのでなじむようである


- 2009/02/10(火) 18:55:57|
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